ISO3602 |
その他 |
エスペラントで |
â |
a / ā / aa |
(longa) a |
ê |
e / ē / ee |
(longa) e |
î |
i / ī / ii |
(longa) i |
ô |
o / oh / ō / oo |
(longa) o |
û |
u / ū / uu |
(longa) u |
si |
shi |
ŝi/si |
zi |
ji |
ĵi/ĝi |
ti |
chi |
ĉi |
tu |
tsu |
cu |
hu |
fu |
fu |
sya, syu, syo |
sha, shu, sho |
ŝa, ŝu, ŝo |
zya, zyu, zyo |
ja, ju, jo |
ĵa / ĝa, |
tya, tyu, tyo |
cha, chu, cho |
ĉa, ĉu, ĉo |
n (antaŭ b, p aŭ m) |
m (antaŭ b, p aŭ m) |
m |
日本人は長母音/短母音を明確に区別しています。「長母音/短母音」という言い方が日本語文法上正しい用語かどうかはともかくとして,「大阪」と「尾坂」,「未納」と「美濃」は別の単語です。
ところが,英語では長母音/短母音という考え方がないことに影響されて(?)か,「ローマ字」で書くとき,長母音であることを明示しない(母音の長/短を区別しない)綴り方をよく目にします。しかしそれでは,「日本語の英語への転記」であって,英語国民にとってはそれで良いかもしれませんが,「日本語のラテン文字表記」ではありません。日本人が区別している発音をローマ字表記上区別しないようにしてしまうことは,RとLの音を日本人が区別できないのでともにラ行のカタカナで綴ってしまうこと同じ発想です。
とういことで,この WEB サイトでは,日本語をローマ字で表記する場合には,「英語綴り」ではなく,よりよく日本語を表わしていて国際規格にもなっている ISO 3602 (訓令式)に従っています。